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キャリアに悩んだことのない女性はいない「キャリア支援デザイナーフォーラムより」


 

以前にお仕事で訪問させていただいた(公財)日本女性学習財団

 

原稿を掲載していただいた財団発刊の情報紙「We Learn」

 

(今回のフォーラムはオンラインで開催されました。)


 

3月8日は「国際女性デー」でした。

 

その前日、3月7日に開催された「(公財)日本女性学習財団 設立80周年記念 キャリア支援デザイナーフォーラム」に参加しました。

 

午後のトークセッションで、日経Woman元編集長の野村浩子さんご自身のジョブキャリアがとても印象的でした。

 

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20代~30代、10年もの間、非正規の契約社員だったそうです。

30代なかばから日経Woman編集部へ。あの「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を立ち上げた方です。副編集長を経て、編集長に。

現在は、ジャーナリスト、大学教授をされています。

 

「先のことは誰にも分からない。」そうおっしゃっていました。

 

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正社員になることも当たり前ではないこの社会で、20代に管理職をさせてもらえた私は、今、その経験に支えられていることを実感しています。

帝国データバンクの調査で2020年度の企業の女性管理職の割合はたった7.8%。政府目標は30%なのでほど遠い数字だと言えます。

 

【どれだけ恵まれていたか】

今となっては感謝しかないのですが、そんな貴重な経験をさせてもらえていたことにも気付かずに、出産した途端、全てのキャリアが崩壊したと感じ、どん底に落ちました。

子育てに迷い、母親として子どもに何をしてあげられるのかも分からず、そんな私が子育てと仕事を両立できるとなんて全く思えませんでした。

 

どんなキャリアをたどったとしても、【キャリアに悩んだことのない女性はいない】のかも知れません。

 

トークセッションの中で、【サクセスキャリアではなくハッピーキャリア】そんなワードもありました。

 

誰かから見て、輝かしいキャリアである必要なんてなく、どんなキャリアが成功かなんて正解もない。

 

【自分はどうあるのが居心地がいいのか】大切なことはこの一つだけ。

 

どんなキャリアを描くかは【自分だけの人生】そのものです。

 

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そんな想いで、当財団のキャリア支援デザイナーとして末席に名を連ねています。

 

今まで、村松理事長に取材をさせていただいたり、財団発刊の情報紙に原稿を書かせていただいたこともありました。

このような形で、設立80周年に立ち会うことができて光栄でした。

 

 

(公財)日本女性学習財団 設立80周年記念 キャリア支援デザイナーフォーラム 

 

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両立キャリアスクール 田頭あやこ